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蝶ネクタイの結び方 How to Tie a Bow Tie

蝶ネクタイ(ボウタイ)の結び方、コーディネイト、歴史など。ネクタイ史研究者の蝶ネクタイ・ブランドが発信するブログです。How to tie a BowTie, Styling, History etc. BowTie Specimens Presents.

23.山結び/解説_Mountain Knot History,ワーグナーの結び方/Richard Wagner BowTie-Style

山結び/Mountain Knot 解説

 

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このページでは、山結び(Mountain Knot)について解説します。

 

 

 

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©Another-Design-Inst. / 19th Century Square End / 3.0cm width 

 

 

 

 山のカタチに結ばれたシルエット。



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©Another-Design-Inst. / 19th Century Square End / 4.0cm width



剣先は左右に斜め45度に垂れ下がり、水平に結ぶ蝶結びと、垂直に結ぶシンプルノット(ネクタイ結び)の中間的な角度に収めるといったところです。

 

 

 

山結びの歴史

 

 

 

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Wikimedia Commons / Wagner Richard von Ludwig Angerer

 

 

 

ドイツの作曲家であるワーグナーは、メンズ・ネックウェア史にとって、とても貴重な姿をたくさん残してくれています。

 

 

 

彼は中々のお洒落さんだったようです。ネクタイに限って見てみますと、ちょうどクラヴァット中心の時代から、蝶ネクタイ等に変化していった頃に生きていた人です。 

 

 

若い頃の肖像に、明らかに単なる蝶結びではない結び方が発見できます。どのように結んでいたのか、個人的に写真を見て実際に結び、色々と試行錯誤した結果

 

 

 

最後に片側の剣先を輪に通す方法に辿り着きました。実際に彼が結んでいた方法と、絶対同じとは言い切れませんが。

 

 

 

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Wikimedia Commons / Wagner Richard von Ludwig Angerer




そしてこの山のカタチから、シンプルにMountain Knotと名付けました。今のところ、他の人物で同じ結び方をしている人は発見していません。



ちなみに晩年はラヴァリエール系の大型ネックウェアを、好んで結んでいたようです。下記にリンクも貼っておきます。



Richard Wagner - Wikimedia Commons


 

 

 

 

 

 

 

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